ヒージャーは祝い事には欠かせぬ料理。新築祝いには必ずと云って良いほど、ヒージャーを潰したものです。そして親戚一同、工事に携わった人たち、近所の皆さんを呼ぶわけですが、何故か決まって何人かのまったく見知らぬ人が、黙々とただただヒージャー汁を食しているのです。
祝い事にヒージャー汁
隣の人に「あの人は誰ですか?」と聞くと、「さぁ〜」と弱々しげに首を振るばかり。よく考えてみたら、その人もまったく面識の無い人。「一体、何人の人がタダでヒージャーをご馳走になったのかしら?」と考える今日この頃です。もっとすごいのは、翌朝に「済みません。昨晩のヒージャー、まだ残ってますか?」と訪ねて来る"見知らぬ人"もいたとの話。これはバブルの頃よりも、もっと大らかな古き良き時代の話。 |