二十代の頃より、酒と美味いものをこよなく愛し、一都一道二府四十三県と全国離島をくまなく飲んで食べて廻った経歴あり。泡盛と沖縄料理に魅せられて家族を連れて移住したおじさん。愛する沖縄を時には贔屓目に。時には全国標準基準に感じられる男。特に地方文化に強いため、それほど沖縄は特殊だと思ってはいないが、やっぱし独特だよね。
河野哲舟(かわの てっしゅう)= 文/イラスト・撮影
職業:フードコーディネータ、ライター、カメラマン、イラストレーター、Webディレクター、ナレーター、プランナー、ライダー、父、夫、移住者、酒飲み。
はいさーい!読者の皆さんお元気ですか?
3月ともなると本土の方でも「そろそろ春ですかな?な予感」が漂いますね。さて、沖縄はと言いますとそりゃもう予感どころではなく(短い)春がやって来ます。(暖かくなってきたなあと思うととたんに暑い夏がやって来ますからねえ)先月の桜に続きそりゃもういろんな花が咲き乱れ始めます。菜の花、つつじ、場所によってはひまわりまで…まさに百花繚乱の季節なのですね。(みなさんご存知のでいごの花はもう少しアトデスネ)「_/~梅は咲いたか桜はまだかいな〜」という歌がありますが、本土の春が順を追ってじわじわとやってくるのに対して沖縄の春は唐突にやってくるのです。
三寒四温と言う言葉もこの時期を指すものですが、対して沖縄では、一寒三温くらいのペースで動く感覚ですね。まあ、もっとも南北に長い日本では北国あたりでもいろんな花が一斉にポン!と咲きますけどね。
暖かくなるのはいいのですが、この時期に本土の皆さんを悩ませるものとして花粉症がありますよね。ニュースや情報番組でも桜前線と並んで花粉情報を頻繁にやってますからね。ところがこんなに花が咲き乱れるのに沖縄には花粉症はありません。(と言われてます)杉をほとんど植えてないというのが大きな理由らしいです。
僕自身は花粉症ではないので、それほど困ったことはないのですが、カミさんは強度の花粉症で本土にいる時は毎年大変でした。本当に花粉症というのはつらいものらしく、通勤電車の中でも乗客のマスク着用率が爆発的に増えていた記憶がありますね。
当のカミさんは沖縄に住んでからは全く症状も出なくなってます。そこだけ聞いても花粉症の人には「いいなあ。」とうらやましく思えるのではないでしょうか?
さて、気候や地域特性はどうすることもできませんが、サキジョーグー(酒飲み)にはそこで泡盛です。いまのところ科学的な根拠は証明されてはいないようですが、数年前から花粉症に効くとして話題になってますよね。それも請福に限るとか、泡盛は全て効果があるとかいろいろ議論があるようです。
まあ、毎回言ってますが他人に突っ込まれると何やかやと理由をつけては酒を飲むネタにするのは酒飲みの性ですからねえ。先月ご紹介したお花見用の薀蓄と合わせて春先のお酒の薀蓄として使って下さいね。(薀蓄が大好きなのも酒飲みには共通ですよねえ)
そうそう、加速度的に暖かくなっていく沖縄は今月末には海びらきするところがポツポツ出始めます。来月はその辺の話も含めて、さーふーふーでお送りしましょうねー。
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