
お待たせしました!「多良川のイムゲー37度」入荷しています。
泡盛でもない焼酎でもない!?
琉球庶民が愛した幻の酒イムゲーが100年ぶりの復活です!!
イムゲーは、琉球王朝時代から大正期にかけて、自家醸造されていたお酒ですが、1909年頃から自家醸造の規制が始まり、イムゲーの製造は徐々に減少、ついには途絶えてしまったそうです。
泡盛はお米を原料とした蒸留酒ですが、かたやイムゲーは、甘藷(琉球芋)の蒸留酒。
では、芋焼酎かといえば、そうでもない。
「芋焼酎」は、麹に水と酵母を加えて発酵させる一次仕込み、さらに甘藷を加えて発酵させる二次仕込みでつくられますが、イムゲーは、二次仕込みの後、さらに黒糖(粒・米)を加えて発酵させる三次仕込みを行います。
そのことからイムゲーは、酒税法上、焼酎ではなくスピリッツに分類されます。
この「甘藷(琉球芋)」に「黒糖」という原料の組み合わせは、現代のお酒ではほかに例がないということで、イムゲーならではの味わいは、この組み合わせによって生まれました!!
多良川さんが作るイムゲーは、酒造所がある宮古島特産の紅芋と、宮古島多良間島の粉黒糖を使い、宮古島の原料にこだわっており、
カステラのザラメのような香ばしい砂糖の香りと、アーモンドのようなオイリーな香りが後からやってきます。
甘みとアルコールと、黒糖の心地よい苦みのバランスを合わせ持ったイムゲーです。
ちなみに、イムゲーの復活に取り組んでから、初めて試飲した関係者はみな、
「え、当時の庶民はこんな美味しい酒を飲んでいたのか!」と驚いたそうです。
100年ぶりに復活したイムゲーをぜひ、味わってみてくださいね。
-----------------------------------
多良川イムゲーの美味しい飲み方
-----------------------------------
【ロック・水割り・お湯割り】
王道のロック。飲みやすい水割り。香り引き立つお湯割り。ロケーション、気分に合わせてお楽しみください。
【炭酸割り】
鼻を抜ける甘い香りとシュワっと爽やかな喉ごしの炭酸割り。すっきりと軽やかに楽しめて一番のオススメです!
【黒糖割り】
イムゲーのロックにほんの少し黒糖を入れて味の変化を楽しめます。各島の黒糖で味わいが変わります。
-----------------------------------
※原料:米麹、甘藷(宮古島産紅芋)、粉黒糖(多良間産)